The BAQ/Data Acquisition/DAQ System/NBBQ/CCNET Install

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インストール
CC/NETの2種類のバージョン(Kernel 2.4、2.6)に対応しています。
まずはダウンロードして下さい。

インストールする前にいくつかやることがあります。(rootになって)
以下の例はKernelが2.6.18-5-486の場合です。他の場合は適当に読み替えてください。
Kernel 2.4の場合は最初の2つがいらないかと。
2.4用のファイルを用意してありますが、足りないかもしれません。
make出来ない場合は言ってください。

  1. ln -s /usr/src/linux-source-2.6.18 /lib/modules/2.6.18-5-486/build
  2. genksymsというのをコンパイルする
    cd /usr/src/linux-source-2.6.18/scripts/genksyms
    cp lex.c_shipped lex.c
    cp parse.c_shipped parse.c
    cp parse.h_shipped parse.h
    cp keywords.c_shipped keywords.c
    gcc -c genksyms.c
    gcc -c lex.c
    gcc -c parse.c
    gcc -o genksyms genksyms.o lex.o parse.o
  3. このファイル(2.6用 2.4用)をダウンロード。
    cd /
    tar zxvf ~/ccnetfiles_2.6.tar.gz

これでやっとnbbqをmakeできます。

  1. # tar zxvf nbbq-***-****.tar.gz
  2. # cd nbbq-***-****/
  3. # ./config
  4.  Kernel 2.6? [n] : y
  5.  Use Debian? [n] : y
  6.  Use default settings? [y] : y
  7.  Use CAMAC? [y] : y
  8.  TOYO CC/7700 [y] : n
  9.  Kinetic K2915? [y] : n
  10.  TOYO CC/NET? [y] : y
  11.  Use NBBQCCIO (driver for cmdcc)? [y] :y
  12.  Use VME? [y] : n
  13.  Use on-line analys? [y] : y
  14. # make
  15. # make install (rootになって)
  16. # make update (アップデートするならこちら)

Kernel 2.6版ではudevを使っており、起動のたびにnbbqに必要なdeviceを作ってあげないとなりません。
/etc/udev/links.conf に

M nbbqccio c 127 0
M nbbqdrv c 122 0
を追加。(babirlも使う場合は M babildrv c 124 0 )も追加。
また、/etc/init.d/nbbqのstart()に
start() {
        start-stop-daemon --start --quiet --exec /usr/nbbq/analyzer/analyzer --\ "-D"
        $INSM $DIR/bb-ccnet/bb-ccnet.ko
        $INSM $DIR/nbbqccio/nbbqccio.ko
        chmod 666 /dev/nbbq*
}
のようにchmodの部分を追加しておいてください。 (babirlも使う場合は chmod 666 /dev/babildrv も追加)

純正のドライバがロードされないようにしておいてください。

  1. /sbin/rmmod pcc
  2. rm /etc/rc2.d/S90load-pcc

これで起動した時に自動的にnbbqが導入されます。
インストールしたてなど、手動でnbbqを走らせるには
/etc/init.d/nbbq start
とやってください。


うまくインストールできたら、/usr/nbbq/binにパスを通します
for csh (.cshrc か .tcshrc を編集)
setenv PATH ${PATH}:/usr/nbbq/bin

for bash (.bashrcを編集)
PATH=$PATH:/usr/nbbq/bin


コンパクトフラッシュについて


CC/NETのコンパクトフラッシュをカードリーダなどで他のマシンでいぢる
他のマシンに付け替えて、

  1. mount /dev/sdc1 /mnt

などとしてマウントすれば普通に編集できます。

CC/NETのコンパクトフラッシュをカードリーダなどで他のマシンにバックアップ
他のマシンに付け替えて、

  1. dd if=/dev/sdc1 of=./ccnet.ext3

とやれば、ccnet.ext3というファイルにCFのイメージが書き込まれます。
このファイルは

  1. mount -o loop ccnet.ext3 /mnt

とやると、このファイルをマウントして、操作することができます。

  1. dd if=/dev/sdc of=./ccnet.img

とやると、ブートローダごとコピーできますが、2の方法でマウントはできます。
容量が同じコンパクトフラッシュがあれば、

  1. dd if=./ccnet.img of=/dev/sdc1

とやってブートローダごとコピーすることができます。


ブートローダのインストール方法
他のマシンを使って、コンパクトフラッシュにブートローダをインストールすることができます。

  1. mount /dev/sdc1 /mnt      // コンパクトフラッシュをマウント
  2. vi /mnt/boot/grub/device.map  // device.mapを編集。sdcという項目がなければ、「(hd2) /dev/sdc」という行を加える。
  3. grub-install --root-directory=/mnt /dev/sdc


容量が圧迫してきたら

旧CC/NETでは起動するたびにログファイルを作っていき、コンパクトフラッシュの容量を圧迫していきます。
最終的にはmakeやら何やら何までできなくなります。
で、そうなる前にムダなファイルを消しておくべしです。
/var 以下のディレクトリにムダファイルが多いのですが、ramfsを使っていて普通には消去出来ないので、以下の方法をとります。

  1. デーモン系のプロセルをkillする。(とりあえず、一通りkillしてみればOK)
  2. umount /ramfs
  3. rm -f /ramfs/var/log/*
  4. rm -rf /ramfs/var/lib/apt *
  5. rm -rf /ramfs/var/lib/dpkg *

これで、再起動して空き容量が減っていればOK。

Last Update: 2009/2/10
Hidetada Baba
baba rarfaxp.riken.jp